ローカルが教える台湾のおすすめスポット(1)
台湾といえば、大阪から片道約2時間半のフライトで行くことができ、気軽な旅行先として日本人にも人気の場所。意林中国語学園の生徒様の中にもよく行かれるという方がいらっしゃいます。
徐講師は台湾で育ったために、もちろんゆかりは深いのですが、来日して40年以上、その間にもめざましく変化を遂げてきた台湾の最近のいわゆる’’流行りスポット”みたいな場所は、今も台湾に住む若い世代の親戚に案内してもらってはじめて知ったりします。
今回はそんな場所をいくつかご紹介しようと思います。ちなみにそれぞれのスポットの詳しい情報は、検索すれば台湾通の人が書いているブログや旅行サイトなんかが日本語でもたくさん出てくるので、詳細はそちらを見てみてください。
ただのかき氷ではないICE MONSTERのそれ
最近ではかなりメジャーになってきて日本にも出店しているようなのであまりローカル情報というほどではないのですが、やはり外せないので書きます。かき氷なんですが、日本で売っているような水から作った氷を削ったものにシロップを掛けるという代物ではなく、氷そのものに味がついている状態から削ったものらしく、食感も普通のかき氷よりふわっとしてて全然違うんですね。
そして、でかい↓(といいつつ比較するものを一緒に写していないのであまり伝わらないか・・)
とりあえず一人では食べきれません。
いろんなフレーバーがあり、定番はマンゴーのようですが、おすすめはこのタピオカミルクティ味です↑。一緒についてくるタピオカと練乳みたいなやつと一緒にこの茶色の塊をちょっとずつ崩しながら食べていくととっても美味しいです。
季節はもう秋ですが、この時期に台湾へ行くとまだまだかき氷がいけちゃう気温です。地元の人にも人気なので、行くといつもしばらく列に並ばないといけないですが、回転もそれなりに早いです。
ただ、お店の外で暑い中汗かいて、ひんやりかき氷への期待を膨らませながら並ぶものの、店内はキンキンに冷房が効いているので入った途端すぐに汗がひいて、若干モチベーションが下がるのが玉に瑕です。真夏に行ったときそうだったのですが、他の季節だと少し違うかもしれません。敢えてテイクアウトして外で食べるというのもありかもしれませんね。
住 所:台北市忠孝東路四段297号
最寄り駅:MRT国父紀念館駅1番出口
↑上の台湾ナビというサイトを見るとだいたい同じようなことがより詳しく書いてありますね笑。
ちなみに、実は大阪エリアだとグランフロントの中に出店しているそうです。台湾に行けない方もぜひ。
昔ながらの活字屋で膨大な活字に囲まれるー日星鑄字行
台湾で唯一らしい、昔ながらの活版印刷をやっている「日星鑄字行」という場所です。店内に足を踏み入れるといろんな字体とフォントサイズの膨大な鉛棒の活字が棚に並んでるんです。昔の人は、こんな文字の大海の中から一文字ずつ取り出して文章を紡いで印刷していたんだなと。職人芸です。
ここで自分の好きな活字を組み合わせて印鑑を作ったりできるんですが、欲しい文字を見つけるだけで大仕事。見つからない場合は店員さんに頼めば一瞬で見つけてくれます。さすが。ちなみに活字を探すときには面白いルールがあって、一度棚から取り出した活字は戻してはいけないことになってるそうです。串カツの二度漬け禁止みたいな感じ(?)とは違うようですが、細い仕切りの間に所狭しと小さな活字の鉛棒が並んでおり、間違った場所に戻されると収拾がつかないがゆえのルールのようです。
↑活字が並ぶ棚
↑お店の奥に無造作に置かれた古い印刷機
私もせっかくなので自分の名字の印鑑と、お土産用に相手のフルネームの印鑑を作成。あれはなんていう字体なのかわからないのですが、昔の新聞に使われていたような字体です。写真がなくてすみません。
それぞれの鉛棒達を取り出して受付に持っていくと、がっちゃんこして印鑑フレームにはめ込んでくれます。この印鑑、実際に使えますが、特別なインクを使用する必要があるので、小さなインクケースも一緒に購入。普通のインクより油分が高めみたいですね。まぁ、どこに押すの?という話はありますが、良い記念になります。お土産も一応喜んでいただけました。
住 所:台北市太原路97巷13号
最寄り駅:MRT「中山」駅6番出口
↓詳しくは以下のサイトをご参考ください。
というわけで、今日はこの辺で。いろいろ情報が雑ですみませんが、旅サイトではないのでそのあたりはご容赦ください。このシリーズはまた次回以降も2ヶ所ずつくらいご紹介していきます。
それでは。